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お知らせ

*こんな時でも子どもは育つ*

*こんな時でも子どもは育つ

 日頃より砧保育園の運営にご理解ご協力いただきありがとうございます。

新型コロナ感染拡大や昨日の緊急地震速報等、不安に感じる事が多い日々が続きますね。特に九州の豪雨による被害は昨年の多摩川氾濫を思い出させるものでした。保護者の皆様の中で、九州にご親族やお知り合いがいるという方ももしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか…。被害にあわれた方が一日でも早く元の生活に戻れますように。

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 そんな状況の中でも、子ども達は日常をしっかりと生きています。ほっこりエピソードを一つ紹介させてください。昨日うさぎさんのAちゃんがテラスと園庭の境目で「みんなどこに行っちゃったの~」と不安になって泣いていました。Aちゃんのおうちのみんなは一しきり園庭で遊んだ後、「暑くなったから水遊びしに行こう!」と2階のプールサイドに移動しようとしていたところでした。すると、Aちゃんが泣いていることに気付いたらいおんさんのBくんがススッと駆け寄り、テラスで立膝になってAちゃんの顔を覗き込みました。何か声をかけるのかな?と見守っていると、状況を察したようで何も言わずに靴を脱がし始めました。そこにうさぎさんのCちゃんが心配そうに「なんで泣いてるの?」と寄り添ってくれて、Aちゃんは泣き止みました。最後に担任の職員が来て「Aちゃん水遊びしに行こう」と誘いにきて嬉しそうに向かっていきました。

 この一連の流れの中に、子ども達の心の動きが手に取るように見えたようでした。Aちゃんは今年度4月からの新入園児のお子さんですが、こんなに自然な助け合いができるほどおうち内での子ども同士の素敵な信頼関係が築けているのだと嬉しくなりました。また、らいおんさんのBくんは助けてあげたことを特に誰に言うでもなく自分の生活に戻っていき、誰かに認めてもらいたくてした訳でもなく、Aちゃんに感謝されたい訳でもなく、ただ困っているお友達がいたからということなのだなと感じました。何だか大人から見ても「かっこいい」と思わされる姿でした。Cちゃんにしても、泣いているお友達がいたから心配になって駆け付けてくれて、優しい気持ちが育っています。

 異年齢の生活の中で、このような場面が日常に溢れています。大人が気付かないところでも沢山子ども達の世界の中で支え合ったり、時にぶつかり合ったりしながら生活しています。きっと大人が思うよりずっと深いところで学び合っているのではないでしょうか。子ども達は自分の心の動きをまだまだ上手く表現できませんが、すごく色々なことを日々の中で感じています。そんな心の動きを、日々の何気ないやり取りや表情や仕草などから、丁寧に感じ取り寄り添うことができる保育園でありたいと思っています。